2006年9月28日
■ すごくがんばった翻訳

Document Object Model (DOM) Level 3 Core SpecificationのcreateElementの項目を読みながらkeyword:createElementを書いていたら、"canonical form"という言葉にぶち当たりました。
"canonical"をググると一番にCanonicalの訳し方というページがあって、それによると
- "canonical"の原義は「キリスト教の教会法(教会の戒律)に基づく」
- 「正規(な)」と訳すと無難だが、これは"normal"の訳として広く知られており、実は全く違う言葉を同じ訳にするのはまずい。
で、最終的にその人は「キャノニカル」としたそうです。
しかし私は諦めず、検索結果の下のほうを見てみました。
すると、"canonical"は物理学などの世界では「正準(な)」という一種の造語で訳されていることが判明。漢字の意味合いもピッタリだったので早速コレを採用し、「正準(canonical)な形」としました。
物理学などでは割とポピュラーな訳し方のようなので、ぜひウェブの世界でも"canonical"=「正準(な)」という訳を使ってみるといいと思いました。
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